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中國を巡る貿易不均衡の今後

  • 저자

    佐藤 清一郎 (資本市場調査本部)

  • 출처

    Daiwa Institute of Research (大和總硏)

  • 발행일

    2005-08-12

  • 등록일

    2005-08-18

[資本市場レポート2005.08.12]

원제명 : 中国を巡る貿易不均衡の今後 ~資本市場調査部情報~

貿易不均衡は世界的分業体制の結果で当面継続
【ポイント】
■中国の輸出の勢いは、年々高まっており、先進各国から見て、規模的にも無視できない段階と
なっている。1990 年当時は、中国の輸出額は4380 億ドルで世界でのシェアも1.8%にすぎなかっ
たが、2004 年では、総輸出額は、5934 億ドルで、世界でのシェアは6.5%である。輸出額順位で
も、1 位ドイツ、2 位米国に次いで、3 番目のポジションとなった。このように、世界輸出環境
は激変しているが、このことが、中国と欧米との間に、貿易不均衡問題を引き起こしている。
■現状、中国は輸出主導での経済成長という段階にあり、貿易収支は黒字である。2004 年おけ
る中国の貿易黒字額は、320 億ドルである。金額的には、ドイツの1973 億ドルや日本の1110 億
ドルに及ばないものの、その経済規模との関係からすれば、相応に大きな額である。中国が貿易
黒字を計上している主な国・地域は、米国と欧州、黒字計上部門は、事務用/通信機器と消費財(お
もちゃ、靴、旅行用品など)である。
■このように、現状を見る限り、中国の貿易黒字の獲得構造は、比較的単純である。この特徴か
らすると、中国が黒字対象国の経済を阻害するような状況にはない。むしろ、欧米のサービス経
済化に伴い、中国が製品製造を分担しているかのようにも見える。中国の一方的な貿易黒字拡大
で文句を言うケースもあるが、欧米が、基本的に、現在の構造を不快に思っている様子はない。
そのため、現在の不均衡を是正すべきかということについては、議論する必要はあるであろう。
■しかし、仮に是正を目指すとした場合、それ程のショックもなく、緩やかな為替調整で解決を
期待している向きもある現状の姿には疑問が残る。本当に不均衡の抜本的解決を目指すなら、関
係国が、現在の分業体制が経済的合理性に欠けると判断することが必要となる。そこまでの判断
をさせるには、現在言われているような幅ではなく、もっと大幅な為替変化が生じなければいけ
ない。それは、短期的に金融市場への大きなショックを与えるものとなる。
■それが、金融市場の混乱を招くなどの理由で現実化しないのであれば、現在の不均衡是正は困
難であり、この構造は当面継続せざるを得ない。この過程で、米国は新たなリスクプレミアムを
要求されることになるが、これは、不均衡という、ある意味、米国にとっては、心地良い構造を
維持するためのコストである。

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